新しいワークスペースのサブネット サイズを計算する

アカウント コンソールを使用して新しいワークスペースを作成すると、Databricks によって Google クラウド GKE クラスターが作成されます。既定では、Databricks によってサブネットの IP 範囲が決定されます。 必要に応じて、高度な構成を使用して、サブネット サイズを明示的に設定できます。

重要

Databricks ワークスペースで使用される GKE サブネットは、ワークスペースのデプロイ後に変更できないため、正確に構成することが重要です。 サブネットのアドレス範囲が小さすぎると、ワークスペースの IP 空間が使い果たされ、Databricks ジョブが失敗したり、クラスターの起動に失敗したりします。

サブネットのサイズについては、この記事では CIDR 形式で説明します。

ネットワーク・リソースおよび属性のCIDR範囲要件については、 ネットワーク要件を参照してください。

クイックサイジングのガイドライン

各 Databricks ワークスペース ノードには、2 つの Google Kubernetes Engine (GKE) ノードが必要です。

ワークスペースあたりの最大ノード数は、任意の時点でこのワークスペースで実行できる 並列 ノード (コンピュート インスタンス) の合計数です。

次の表を使用して、サブネット サイズによるサイジングの簡単な見積もりを行います。

サブネット サイズ

ワークスペースあたりの最大 Databricks ノード数

  • ノードのサブネット サイズ /25

  • ポッドのサブネット サイズ /20

  • サービス サブネットのサイズ /22

60

  • ノードのサブネット サイズ /24

  • ポッドのサブネット サイズ /19

  • サービス サブネットのサイズ /22

120

  • ノードのサブネット サイズ /23

  • ポッドのサブネット サイズ /18

  • サービス サブネットのサイズ /22

250

  • ノードのサブネット サイズ /22

  • ポッドのサブネット サイズ /17

  • サービス サブネットのサイズ /22

500

  • ノードのサブネット サイズ /21

  • ポッドのサブネット サイズ /16

  • サービス サブネットのサイズ /22

1000

  • ノードのサブネット サイズ /20

  • ポッドのサブネット サイズ /15

  • サービス サブネットのサイズ /21

2000

  • ノードのサブネット サイズ /19

  • ポッドのサブネット サイズ /14

  • サービス サブネットのサイズ /20

4000