Databricks Geos: データ所在地
この記事では、指定サービスと呼ばれる顧客コンテンツ機能を処理するときに、Databricks Geos がデータの保存場所を管理する方法について説明します。
Databricks は、顧客コンテンツを処理する際にデータ所在地をどのように管理しますか?
従来の(Classic とサーバレスの両方の) Databricksアーキテクチャには、リージョンごとに提供される「コンピュート プレーン」と「コントロール プレーン」があります。
指定されたサービス( AIワークロードを生成するサービスを含む)は、地域ベースで利用できます。 指定されたサービスは常に顧客に代わって Databricks によって管理されます。
顧客コンテンツは、ワークスペースと同じ地域でのみ処理されます。
Databricks Geo とは何ですか?
Geo は、データが処理される場所に関して顧客に予測可能性と透明性を提供するためにDatabricksがまとめたデータセンター リージョンのグループです。
Geo を使用する指定サービスの場合、Databricks はワークスペースと同じ Geo 内のデータのみを処理します。
次の表は、利用可能な Databricks Geo とそれに含まれるリージョンを示しています。
Databricksジオ |
次の地域で構成されています。 |
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南北アメリカ |
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アジア |
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オーストラリアとニュージーランド |
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ヨーロッパ |
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India |
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中国本土 |
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中東・アフリカ |
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地域別に提供される指定サービス
GPU やその他の高度な処理に依存する指定サービスの場合、顧客コンテンツはワークスペース Geo で処理されます。 詳細については、 Databricks指定サービスをご覧ください。
データは Geo から送信されますか?
顧客コンテンツは、従来の Databricks アーキテクチャが特定の地域内でデータを処理する方法と同様に、Geos で処理されます。
顧客コンテンツは、顧客ワークスペースと同じ地域内でのみ処理されます。
既存のコンピュート機は同じジオ内の別の地域に移動されますか?
いいえ。サーバーレス アーキテクチャと従来のDatabricksアーキテクチャの両方で、リージョン コンピュート プレーンは、既存のすべてのサービスに対してそのリージョン内に残ります。 従来のDatabricksアーキテクチャでは、コンピュート プレーンはユーザーの管理下にあるアカウント内で動作し、動作するリージョンを指定する必要があります。 serverlessSQLwareHouse など、地域ベースで提供される serverless コンポーネントは、選択SQLた地域外のデータを処理しません。
関連リソース
DatabricksIQ でデータがどのように使用され、保護されるかについては、DatabricksIQ の信頼性と安全性を参照してください。