Visual Studio Code の Databricks 拡張機能のトラブルシューティング

この記事では、Visual Studio Code の Databricks 拡張機能のトラブルシューティング ツールについて説明します。 「Visual Studio Code の Databricks 拡張機能とは」を参照してください。

プロキシ 経由で同期する際のエラー

問題: Visual Studio Code の Databricks 拡張機能を実行して、プロキシ経由でローカル コード プロジェクトを同期しようとすると、次のようなエラー メッセージが表示され、同期操作が失敗します Get "https://<workspace-instance>/api/2.0/preview/scim/v2/Me": EOF

考えられる原因: Visual Studio Code がプロキシの検索方法を認識していません。

推奨されるソリューション: 次のコマンドを実行してターミナルから Visual Studio Code を再起動し、同期を再試行します。

env HTTPS_PROXY=<proxy-url>:<port> code

上記のコマンドでは、次のようになります。

  • <proxy-url> プロキシへの完全な URL に置き換えます。

  • <port> プロキシの正しいポートに置き換えます。

エラー: ローカルコードを同期しようとすると、「不明なシステムエラー-86を生成」<クラス="ヘッダーリンク" href="#error-"生成-不明なシステムエラー--86"-同期しようとしたとき-ローカルコード" title="この見出しへのパーマリンク">

問題: プロジェクト内のローカル コードをリモート Databricks ワークスペースに同期しようとすると、 ターミナル には同期が開始されたことが表示されますが、エラー メッセージのみが表示されます spawn unknown system error -86。 また、[構成] ウィンドウの [同期先] セクションは保留状態のままです。

考えられる原因: 開発用コンピューターのオペレーティング システムにインストールされている Visual Studio Code 用の Databricks 拡張機能のバージョンが正しくありません。

推奨ソリューション:拡張機能をアンインストールし、開発マシンのオペレーティング システムの Visual Studio Code 用 Databricks 拡張機能バージョン 2 からバージョン 1 に最初から切り替えます

使用状況ログを Databricks に送信する

ローカル コードをリモート Databricks ワークスペースに同期する際に問題が発生した場合は、次の手順を実行して、使用状況ログと関連する情報を Databricks サポートに送信できます。

  1. Visual Studio Code の Databricks 拡張機能の設定 」の説明に従って、 [ログ : 有効 ] 設定を確認するか、databricks.logs.enabled を に設定して、ログ記録を有効にします。trueログ記録を有効にした後は、必ず Visual Studio Code を再起動してください。

  2. 問題の再現を試みます。

  3. コマンド パレット (メイン メニューの >[コマンド パレットを表示]) から、[Databricks: 完全なログを開く] コマンドを実行します。

  4. 表示される databricks-cli-logs.json ファイルと sdk-and-extension-logs.json ファイルを Databricks サポートに送信します。

  5. また、問題のコンテキストで ターミナル (View > ターミナル) の内容をコピーし、このコンテンツを Databricks サポートに送信します。

コード同期の問題に関するものではないエラー ログを Databricks サポートに送信するには:

  1. コマンド パレット ([表示] > コマンド パレット ) から、[Databricks: 完全なログを開く] コマンドを実行します。

  2. 表示される sdk-and-extension-logs.json ファイルのみを Databricks サポートに送信します。

出力 ビュー ([>出力の表示]、[データブリック ログ]) には、[ログ: 有効] がオンになっているか、[databricks.logs.enabled] が [true] に設定されている場合、切り捨てられた情報が表示されます。詳細情報を表示するには、「 Visual Studio Code の Databricks 拡張機能の設定」の説明に従って、次の設定を変更します。

  • ログ: アレイの最大長 または databricks.logs.maxArrayLength

  • ログ: 最大フィールド長 または databricks.logs.maxFieldLength

  • ログ: 切り捨ての深さ または databricks.logs.truncationDepth